2020年度から3年連続で「このライトノベルがすごい!」に読者投票1位を達している注目作品でもある「ようこそ実力至上主義の教室へ」
ライトノベルでも2年生編が続いています!
今回は、「よう実」に登場している主人公 綾小路清隆について、彼の過去や秘密・本気や実力がいつバレてしまうのか・・・についてお伝えしてきます!
※本文章にはネタバレの内容が含まれますのでご注意ください。
綾小路清隆の過去とは?
もーー😭やだーー😭
よう実の綾小路みたいな絶食系男子になりたい😭😭 pic.twitter.com/IxSe3locFU— ただの豆 (@catamamelizm) September 6, 2020
なぜ、そんなさえない男子生徒を演じる必要があったのか・・・
彼の過去に注目してみましょう。
高度育成高等学校へ入学前は「ホワイトルーム」という場所で生活していました。
ホワイトルームとは?
清隆の父が運用しトップを務めていた「子供を英才教育するための施設」で、様々な教育・競争をさせ、人工的に天才を作りだす施設…
施設での環境はかなり厳しく、幼い子供を外部から隔離し、娯楽も一切なく、限られた空間で毎日のように厳しい訓練や試験などに耐えなければならなく大半の子供は心が壊れてしまうほど・・
そんな人権無視な施設が、20年間稼働しているのです。
清隆は生まれてすぐに、ホワイトルームで4期生として教育を受けて育ってきました。
外部から隔離されて生きてきた為、世間の常識や情報などは一切触れない生活、そんな機械のような生活を強いてきた父親に対して、清隆は恨みを抱く気持ちがあるようです。
なぜ高度育成高校へ入学したの?
理由は明らかになっていませんが、1年間ホワイトルームが機能していない時期があったのです。
その期間中に、綾小路の父から松雄という執事に、清隆を待機させ管理を命じていました。
しかし非常に面倒見がよく、子供たちにも好かれるような執事の松雄は、今の生活に疑問を感じている清隆が一生ホワイトルームで生活していくのを案じ、高度育成高等学校への入学を勧め、清隆に協力することに!
無事に入学したものの、清隆に協力したことで松雄は懲戒解雇処分され、その息子までもが高校を退学させられてしまうことに…
特殊な英才育成を強要される施設で育っていたんですね。
一度も普通の生活というのを送ったことがなく、十数年もそこで生活しトップを維持していたというのは驚きの事実です。
このような、外部からの接触が全くない世界から一般社会に出てきたら、驚くことがたくさんあるでしょうね。
一般的な高校生の実態を知らず、普通の高校生を演じるのも大変な苦労だったのではないでしょうか。
交友関係がうまく作れない理由としても、納得できますね。
彼の過去は愛情など全くなく、理解者であったであろう執事・松雄までもが父によって処分されてしまうのは物悲しいものがあります。
綾小路にはどんな秘密があるの?
綾小路清隆がなぜ秘密にしているのか、その秘密とは何か?
について触れていきます!
それは、今まで許されなかった外の世界・自由、そして一般的な高校生活を送るためには、自身の特別な能力や本性を秘密にする必要があったのです。
ホワイトルームについて触れてきましたが、そこでは常識では考えられない程厳しく、機械のように知識や経験を与えられ育てられてきました。
そんな過酷な環境を耐え抜き、トップを維持する清隆はホワイトルーム内の誰よりも優秀で、規格外の人材に育ったという訳です!
大学で学ぶような問題も、幼少期に教え込まれるほど学力や知識も高く、戦闘でどんな相手にもたやすく勝てる程の経験と実績を持ち合わせている為、喧嘩はもちろん運動競技も負けるはずもないのです!
そして自分以外の人間は利用価値があるか・ないか、ただの道具だという認識しかしておらず、表面的には他人思いの振る舞いをしながら、裏では相手を術中にはめ自分の利益の為に利用するというサイコパスな面を持っていました。
そんな清隆が一般人に紛れるためには、自身の入試の各分野の点数を意図的に平均に揃え、クラスでは目立たずにさえない男子生徒を演じる必要があったのです。
普通の高校生活や今まで味わったことのない生活を手に入れる為には、ホワイトルームという特殊な施設で育てられた清隆の申し分なく完璧な実力・身体能力・学力、冷徹な部分を持っている人格も秘密にしなければならなかったんですね。
自分にないものや環境にあこがれを持つのは、誰にでもありますよね。
ただ、才能や能力があればあるほど普通の生活を送った先は何の刺激もないような気もしますし、また刺激を求めたくなるのではないでしょうか。
徐々に綾小路清隆も、平凡な男子高校生を演じ続けることにほころびが見えてきています。
実力バレは本気にはいつになる?
よう実観終わった!!
めっちゃ面白かった!
綾小路かっこいい‼️✨ pic.twitter.com/kRv55INhq7— シエスタ依存症🐛🦈🐳❄@白髪教 (@sie0402) March 24, 2022
徐々に本性を偽れなくなってしまう綾小路清隆の本性や実力はいつみんなにばれてしまうのか?
それは・・2年生編の1巻から頭がいいのでは?とバレ初めます!
一番初めにAクラス坂柳有栖に知られてしまい、Cクラス龍園翔との屋上での喧嘩で同じくCクラスの伊吹澪、石崎大地、山田アルベルトに身体能力の高さを知られてしまいます。
- 5巻で坂柳有栖
- 7巻で龍園翔、石崎大地、伊吹澪、山田アルベルト
- 9巻で一ノ瀬
- 11.5巻で松下
その後クラスメイトの堀北や須藤に学力の高さを知られ、徐々にクラスの全員から怪しまれていきます。
坂柳有栖に身バレ
実は坂柳有栖の父親は高度育成高等学校の理事長をしており、綾小路の父と接点を持っていました。
そのため、父親とともに幼いころホワイトルームに見学に行ったことがありました。
その際清隆を目撃し、ホワイトルームの最高傑作であるという事を知っていたのです。
ただ、彼女はほかの生徒にそのことを知られないように接しており、お互いに天才同士であることを意識し、綾小路との勝負に勝つことを目標としています。
龍園たちに身体能力が・・・
1年生の夏休み後、Dクラスで暗躍している謎の存在を暴くために、軽井沢恵を利用し、綾小路との喧嘩へ発展します。
その際に、綾小路の予想以上の強さと、内面の冷徹な部分を垣間見て、綾小路へ恐怖心を抱き敗北を認めます。
ただ、綾小路は自分の実力を知られてしまうことを想定して、龍園たちの弱みを握り、同席していた伊吹澪・石崎大地・山田アルベルトから綾小路の実力が広まることはありませんでした。
同クラスの堀北鈴音に学力が・・・
学力的にはAクラスにいてもおかしくないほどだった堀北鈴音と、数学の特別試験で、点数勝負をしました。
堀北は87点、綾小路は100点満点と綾小路が勝ちます。
この件でクラスに綾小路の本当の実力について怪しまれるようになっていきます。
綾小路がホワイトルーム生であることを知っていた坂柳有栖に、喧嘩で勝利した龍園翔・伊吹澪・石崎大地・山田アルベルト、数学で勝負した堀北鈴音に、徐々に平凡なさえない男子ではないということがバレていくんですね。
そもそもホワイトルームにいてた事を知っている人物がいては隠しようがないですが、やはり平凡な男子生徒というのを知らず、随所のイベントやトラブルで本性を隠しきれずにいましたね。
クラスメイトにもだんだんと綾小路清隆の能力に気づき、Aクラスへ目指す協力をしたり、最初は眼中になかったのに頼りがいのある人物だと思われたりしていきます。
よう実の綾小路の過去や秘密とは?本気や実力バレはいつになる?まとめ
以上、よう実の綾小路の過去や秘密とは?本気や実力バレはいつになる?
についてお伝えしてきましたが、まとめると…
- 綾小路の過去は?
天才育成施設「ホワイトルーム」という場所から自由を求めて抜け出し、高度育成高等学校へ入学してきました。
幼少のころから娯楽や一般の情報を一切遮断されたホワイトルームで育ち、普通の学生になりたい。父親の管理から離れたいと思ったのですね。 - 秘密は?
ホワイトルームでは、学力や身体能力など厳しすぎるほど教育され、十数年間それに耐え抜いてきました。
また、同じ世代のルームメイトさえも耐えきれなかったメニューも耐え、ホワイトルームで最高傑作と言わしめたほどの能力を持っていました。
無機質で、親の愛情などなく育ってきた為、他人の事は道具としてしかみず、他人をいかに利用するか等サイコパスな人格になってしまいました。
ただ、綾小路清隆は普通の高校生、自由を求めてホワイトルームを抜け出したため、一般人とはかけ離れた能力を秘密にしていたのでした。 - 本気や実力バレはいつになる?
ホワイトルームの存在を知り、幼いころに綾小路清隆の事を知っていた坂柳有栖、Dクラスを裏で操っている人物を探っていた龍園翔やその仲間たち、堀北鈴音をはじめとしたクラスメイト達に徐々に天才であることがバレていきます。
いかがでしたか?
綾小路清隆の隠された身体能力や学力・知識、またサイコパスな一面。
一般人から見るととても魅力的でした。
ストーリーも見ていくにつれ、そんな能力もあるのか!バレるんじゃないの?何が目的?等々ひきつけられる内容になっています。
2022年7月に第2期、2023年に第3期の放送が決定されており、1年生編はすべてアニメ化されます。
アニメ第1期では綾小路清隆の本性が少しずつ見えてきたところで終わったので、続きが気になるところです。
最後までお読みいただきありがとうございます。