黒崎一護の卍解である「天鎖斬月」は、初登場時から最終章までにいくつもの形態変化がありました。
天鎖斬月の形態が多すぎてどれが最終形態なのか、わからなくなったことはありませんか?
千年血戦篇まできた時には「そもそも一護の卍解ってなに?」「天鎖斬月は最終的にどんな能力?」という状態・・
そこで今回は、天鎖斬月の正体と最終形態や真の能力は?黒崎一護の卍解じゃない?についてお伝えします!
天鎖斬月の正体と最終形態や真の能力は?
天鎖斬月とか残火の太刀みたいな卍解後の方が見た目シンプルになるやつがわりと好き pic.twitter.com/Eynz6HR3ZX
— Brawzel@ship④ (@Mizuka_Brawzel) April 14, 2020
斬月の正体は?
一護の斬魄刀である斬月の正体は、
虚と1000年前のユーハバッハ(滅却師)の魂が融合したもの
つまり斬月とは虚と滅却師という二つの力が一つになったものなんです。
一護の内なる虚(白一護)が、精神世界で一護に斬月での戦い方を教えた場面がありましたよね?
そのあと白一護が消滅していく時に斬月のおっさん(1000年前のユーハバッハの魂)の足元へと吸い寄せられていきました。
このシーンの意味するところは、斬月は二人で一人、つまり二刀一対の斬魄刀であるという伏線だったんです。
斬月の正体は虚と1000年前のユーハバッハの魂が融合したものであることがわかっていただけたでしょうか?
こうして見ると一護は本当にスーパーハイブリットですね。
天鎖斬月の真の能力は?
結論として天鎖斬月の真の能力は…
実はわかりません!
ふざけているんじゃないんです。本当にわからないんです。
なぜなら…
一護が真の斬月を卍解して、真の天鎖斬月を解放した瞬間に、ユーハバッハに折られてしまったからなんです。
月島さんのおかげで一度は元に戻りましたが、そのあとまた砕かれてしまいました。
真の斬月はほとんど折られてばかりだったので、真の天鎖斬月がどのような能力・技を持っていたのか分からないままです。
初期の天鎖斬月の能力は、卍解としての高い攻撃性能を保ったまま超高速の斬撃と移動を可能にするというものでした。
おそらく真の天鎖斬月も、一護の身体能力に影響を及ぼすものだったのではないかと想像できます。
黒崎一護の天鎖斬月は卍解じゃない?
天鎖斬月は卍解じゃないのか?気になっている方もいるようです。
結論から言うと・・
天鎖斬月は黒崎一護の卍解です!
一護が天鎖斬月の状態で自分の精神世界に初めて入った時に、若い天鎖斬月がこう言いました。
天鎖斬月「卍解状態で此処へ来るのは初めてなのだから」
斬魄刀本体の天鎖斬月が言っているので、天鎖斬月が卍解であることは疑いようがないですよね?
しかし、冒頭でも述べたように天鎖斬月は過去さまざまな形態が登場しました。
形態が複数登場したことで、読者や視聴者に、
「結局どれが一護の卍解?」
と思わせたのだと考えられます。
天鎖斬月の形態について
天鎖斬月の形態についてまとめました。※虚化状態は除きます。
天鎖斬月 | 変化の特徴 | シリーズ |
初習得時 | 真っ黒で少し長めの日本刀 | 尸魂界救出篇 |
完現術(フルブリング)習得時 | 死覇装にも若干変化 | 死神代行消失篇 |
零番隊修行時 | 二刀を一刀に重ねた白黒の刀 | 千年血戦篇 |
最終決戦時 | 始解のような形 | 千年血戦篇 |
大きく4つの形態が登場しました。私はこの4つの形態の中では、初習得時の全身黒ずくめの天鎖斬月が一番好きでした。
デザインが最もシンプルで、シルエットが非常にスマートなので、一護の強さが際立って見えますよね。
天鎖斬月の最終形態は?
では天鎖斬月の最終形態はどれでしょうか?
始解のような形の斬月
これが天鎖斬月の最終形態だと考えられます。ユーハバッハを最後に打ち破ったのが、この斬月ですね。
その理由は、
- 一護の内なる斬月は、一護本来の力を今まで抑え込んでいた。
- 斬月が打ち砕かれたことで、抑え込まれていた本来の力が開放された。
斬月は一護を護るために、一護の本来の力を抑え込んで戦いから遠ざけようとしていましたよね?
斬月とは、一護の中にいる滅却師と虚が融合した姿でした。
その斬月が打ち砕かれたことで、抑え込まれていた一護本来の死神としての力が開放されたのです。
つまり純粋な死神の力で形作られた最後の斬魄刀が、天鎖斬月の最終形態ということになります。
天鎖斬月の最終形態の評判は?
真の卍解が打ち砕かれて、始解のような大刀が出てくる展開には批判も多いようです。
批判の中で多い意見は、
- 新しい斬魄刀を手に入れて、すぐ折られ、結局最後は始解に戻るというように、展開がごちゃごちゃしている。
- 新しい斬魄刀の卍解の能力がいまいち分からなかった。
確かに千年血戦篇で一護は、計3回斬魄刀を折られました。真の卍解も力を発揮する前に折られてしまいましたし、そのような批判がでるのも仕方のないことかもしれませんね。
ごちゃごちゃした展開なのは認めます。しかし私は、この展開にとても胸があつくなって興奮しました。
全ての力を出し切って最強の敵を倒すという感じがして、まさに少年誌的な王道の展開だったのではないでしょうか?
天鎖斬月の正体と最終形態や真の能力は?黒崎一護の卍解じゃない?まとめ
以上、天鎖斬月の正体と最終形態や真の能力は?黒崎一護の卍解じゃない?
についてお伝えしてきましたが、まとめると…
- 天鎖斬月は卍解!
- 天鎖斬月の最終形態は、一護の純粋な死神の力である大刀!
- 斬月の正体は虚と1000年前のユーハバッハの魂が融合した斬魄刀!
黒崎一護は生まれながらにして人間・死神・滅却師・虚という全ての要素を内包しているので、力の根源となる部分がややこしいですよね?
しかしその前提を知っていると、一護のその時の姿で「今はどの力が全面に出てきているのか」「一護がどの力に影響されているのか」、一護の感情や気持ちが何となく伝わってきます。
さまざまな力に翻弄されながらも、「山ほどの人を助けよう」とする一護の信念が、見ていていつも興奮させられました。
最後までご覧いただきありがとうございました。