2017年にアニメ化テレビ放送された「ようこそ実力至上主義の教室へ」
この放送があった時、内容が原作と全然違う!と感じる方が多くネットでも炎上に近い形で沢山の批判の声がありました。
ではなぜ批判の声が多かったのでしょうか?
そこで本日は、よう実のアニメは何故改変されてしまったのか!原作とアニメの違いや評判についてお伝えしていきます!
よう実アニメ改変はなぜ?どんな理由があるの?
よう実に関して他のアニメとは違う改変理由があります。
それがW監督体制です。
この作品は監督が2人居て、2人の意見を交えながら制作した作品になります。
W監督体制の良さを引き出す為、最初のスタートや設定などは2人の意見を交えて制作されることになりました。
それぞれこだわる点があり、それを踏まえた上で制作していくうちにストーリーやキャラ設定、キャラの性格など変わっていったと考えられます。
アニメ改変理由として
アニメ改変が行われる理由としてよくあるのは
- 原作のライトノベルを20分~30分の映像にするには時間が短すぎる
何巻も出ているライトノベルを20~30分×ワンクールで映像化するにはどうしてもカットせざる負えないようです。
- 海外で放送するにあたって海外向けに編集が必要
日本と海外では言葉の表現や価値観が違う点があるので海外向けにする編集が必要ですね。
- テレビでの放送規制
字として発売されることでは問題がない場面も映像にしてみると放送規制に引っかかってしまう所があるのでそういうシーンは放送できない為カットしたり、同じニュアンスで感じられる少し違ったストーリーにしたり工夫がされています。
文字を映像にする事によってルールや時間に縛られるとどうしても変えざる負えない状況になってしまうと言うことですね。
では原作とアニメとどんな違いがあったのでしょうか。
「ようこそ実力至上主義の教室へ」原作とアニメの評価
原作
2015年から刊行されているライトノベル作品。
2020年からは「ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編」として続けて刊行されている作品です。
「このライトノベルがすごい!」にていろいろな部門でランクインしています。
さらに日本だけでなく海外でも刊行されたりとかなり評価されていると言えます。
アニメ
1期が2017年7月から9月までAT-XやTOKYOMXなどで放送。
2022年現在でもいろいろな動画配信サイトで配信され、2022年4月には2期に向けて1期の再放送が始まりました。
2022年2月には「2022年7月から2期放送」が発表され、同時期に3期の制作発表もありました。
1期から3期までで1年生編が全て放送されると言われています。
原作を読んでいるファンの方からのアニメへの評価は厳しい声が多いですが、
原作を読んでいないアニメファンの方達には評価されていて、2期の放送をしてほしいと言う声が多かったので2期放送と3期制作発表は楽しみにしている方も多いです。
原作とアニメの違い
いろいろなライトノベルや漫画がアニメ化されてきましたが、原作ファンからはアニメ化されることによって内容が違う!と言う声があがる作品も少なくありません。
よう実もその1つです。
よう実に関しては違うところが多すぎてアニメ化した当時は炎上に近い程厳しい声がありました。
ではどんな違いがあったのでしょうか?
まとめてみました。
- 主人公【綾小路清隆】
アニメでの綾小路は静かで、はたから見たら何を考えているのか分かりにくいミステリアスなキャラクターでしたが
原作ではクールではありながら普通の男の子っぽい所もあるようなキャラクターでした。
- シーンのカットと別のキャラクターが登場するシーン
アニメされるときに多いのが原作で読者が「このシーンいい!」と感じたところをアニメではカットされていてアニメを視聴した原作の読者が「あのシーンはやってほしかった!」と感じる事です。
よう実に限らずよく聞く点ですね。
ですがよう実ではそのシーンに登場するはずのキャラクター(軽井沢恵)が出てこず、代わりに違うキャラクター(堀北鈴音)が登場するシーンがありました。
それが原作4巻~のプールのシーンです。
アニメでは7話でこのシーンの放送がありました。
原作では軽井沢と綾小路が仲良さそうに描かれているのですが
アニメでは軽井沢の代わりに堀北が登場し軽井沢は登場しません。
これも読者からすると「話が違くなっている!」と不快に感じる人が多かったのですね。
- ヒロインの交代
原作では軽井沢恵がヒロインとして活躍していますがアニメでは堀北鈴音がヒロインのようなポジションで動いています。
よう実の女性キャラの中で堀北推しが多いかと思いきや軽井沢押しが多い理由はこういう事だったのですね。
原作との違いが他のアニメ化した作品よりもよう実は変わった点が多いように感じますね。
【まとめ】よう実アニメ改変はなぜ原作との違いや評価はどうなの?
今回は「よう実アニメ改変はなぜ?原作との違いや評価はどうなの?」についてお伝えしてきました!
まとめると・・・
- 小説を映像化するには時間の問題がある
- 日本向けから海外向けに変更が必要
- テレビ放送にあたって放送規制がある為編集が必要
- W監督体制での制作にあたってキャラクター、設定などに変更が生じた
- キャラ設定や性格、ストーリーが違う
- 原作ファンからの評価は低いがアニメファンからの評価は高い
でした。
アニメ1期の放送直後は厳しい声が多かったものの、2期を楽しみにしてる人もとても多かったように思います。
原作は原作、アニメはアニメでそれぞれ違う話としてはとても楽しめる作品ですよね。
続編は厳しいと言われていたよう実ですが楽しみにしている人がいたからこその続編だと思います。原作もアニメもそれぞれいい点があり結果的にいい作品だなと感じます。
以上「よう実アニメ改変はなぜ?原作との違いや評価はどうなの?」をお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。